サムスンの好調が続いているようです。だが果たしてこのまま好調が続くのか・・・
Samsung好調、携帯出荷の4台に1台を占めるStrategy Analyticsが1月25日に発表した2012年通年の携帯電話市場報告書によると、Samsungは同年、3億9650万台を出荷し、シェア25.2%を獲得した。出荷台数は2011年の3億2740万台から大幅に増加し、シェアは21.2%から4ポイント増えた。同社はSamsungを「スターベンダー」と評価している。サムスンの好調の原因は、いろいろ要因があると考えられるが、今後は競争も激しくなってくるのでどうでしょう?
高級機では各メーカーも新製品が続々でてきているし、特に5インチスマホは競争が激しくなってきてますね。いち早く出すことで大きく勝ってきたサムスンもこのまま好調は続かないでしょう。
下位機種では、特に中国メーカーの格安スマホも力を付つけてきているので、さらに競争が激しくなって利益が減ってくる可能性が高いです。
でもサムスンの強さってなぜ?と考えると
スマホ用の各種デバイス(CPUやディスプレイなど)を自社生産していることが現在の強みになっています。
最新デバイスを開発して、自社製品に最初に搭載することで差別化も出来てます。
これは強いですよね。自社生産を徐々に少なくしてきた日本のメーカーと逆をいっています。
元々パソコンメーカーだったAppleとは真逆で、オープンなAppleとクローズドで垂直統合なサムスンとなりますね(iOSとAndroidの比較記事が多いので勘違いし易いが)
でもこの強さがいつまで続くかは・・・・
垂直統合の強みは、最新デバイスの開発力によるところが大きく、今後も続けられる可能性はそんなに簡単ではないです。
スマホ自体の成長余力もそんなに大きくないし、今後はより差別化が難しくなってくるでしょう。
もちろんその対策もいろいろやっているようですが(自社専用OSの開発やIntelとの協合など)、それもうまく行くかどうかは未知数です。
posted by zjapan at 15:45|
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